バイクが故障した場合の原因と対処法を紹介!

バイクが故障した場合の原因と対処法を紹介!

長年乗り続けている愛車のバイク。そんな愛車であっても、急にエンジンがかからなくなる、ハンドルが重くなる、正常に運転できなくなる、といった故障が発生することもあるでしょう。

修理を施していけば、長年使い続けることができますが、故障した原因によっては、修理できない場合や、パーツすべてを交換しなければならない可能性もあります。
しかし、故障が発生した場合、素人の目からでは原因を突き止めることは難しいです。

そこでこの記事では、バイクの故障原因を紹介します。バイクをお持ちの方には参考になる記事となっておりますので、ぜひご一読ください。

バイクの故障原因を知ろう

バイクの故障は突然やってくるものです。メンテナンスを行っているときに、故障に気づくことができればベストでしょう。走行中にバイクが故障してしまえば、正常に走行させることはおろか、交通事故の引き金になってしまうこともあります。そこで、バイクが故障している場合に起こる症状を紹介します。

  • エンジンがかからない
  • ハンドル操作がうまくいかない
  • スピードが出ない

バイクが故障している場合は、上記に挙げた3つの症状が現れます。下記では、こうした症状の原因と対処法について詳しく説明します。

エンジンがかからない

まず一つ目は、エンジンがかからない場合の原因と対処法についてです。エンジンがかからない場合によくある原因として、3つ挙げられます。

  • バッテリーが弱っている
  • キャブレーターが正常ではない
  • ガソリンに水が入っている

この中でも一番多い原因は、バッテリーが弱っているということです。バッテリーは永久的に使えるわけではなく、時間とともにバッテリーの電力が弱まってきます。バッテリーはエンジンをかけるために必要な部分ですので、バッテリーが弱まった場合は、早急に交換する必要があります。

続いて、キャブレーターが正常ではない場合です。キャブレーターに異常をきたした場合、バイクの走行に必要なガソリンを、バイク内で循環させることができなくなります。つまり、エンジンがかかったとしても、正常に走行させることはできなくなります。キャブレーターに異常をきたす原因は、「詰まり」が異常を引き起こしている可能性があります。その場合には、キャブレーター本体を軽く叩くことで、詰まりを解消できるときもあるので、試してみてください。それでも解消できない場合は、修理に出さなければなりません。

ガソリンに水が入っている場合も、エンジンがかからない原因になります。しかし、故意に入れるはずがないのに、なぜ水が入ってしまうのでしょうか。それは、冬に発生する結露や水蒸気がガソリンに混入してしまうことがあるからです。その場合、エンジンがかからなくなるので、水抜き剤を利用するなどして、ガソリンから水を取り除きましょう。

ハンドル操作がうまくいかない

続いて二つ目は、ハンドル操作がうまくいかない場合の原因と対処法です。この場合、意外とハンドルが関係していないことがあります。その原因は、タイヤに十分な空気が入っていない可能性があるのです。タイヤに十分な空気が入っていないと、思うように右左折ができないことや、走行中にハンドルがぶれてしまうことがあります。ハンドル操作がうまくいかないと、交通事故の原因にもなりますので、タイヤの空気圧は定期的にチェックし、最適な空気圧を保つようにしましょう。

スピードが出ない

最後は、スピードが出ない場合の原因と対処法についてです。スピードが出ない主な原因は、バイクのチェーンが正常でないか、チェーンを噛み合わせているスプロケットが破損しているかのどちらかでしょう。これらの対処法は、部品を交換するしかありません。スピードが出ない場合は早急に修理に出すことが賢明です。

走行中にバイクが故障したときの適切な対処法は?

走行中にバイクが故障した場合は、命の安全確保が最優先です。まずはバイクを安全な場所に移動させましょう。その後、ロードサービスを利用し、バイクを回収してもらうことがベストです。しかし、バイクが故障した場所の近くに、ディーラーや整備工場がある場合には、故障した原因を見つけるとともに、一度点検してもらいましょう。すぐに修理できる程度の故障であれば、数時間で修理が完了する場合もあります。

バイクの故障は突然やってきます。しかし、日頃からメンテナンスを行っていれば、故障に気づくことができます。事故を未然に防ぐとこにもつながりますので、日頃のメンテナンスは、怠らないようにしましょう。

まとめ

バイクの故障、原因と対処法を理解していれば、冷静に対応できるようになります。日頃からメンテナンスを行うことで、バイクの故障を事前に気づく可能性が高くなりますので、2週間に1回程度を目安にメンテナンスを行うようにしましょう。

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