バイク好きにとっては、夏でも冬でも関係なくツーリングするのは当たり前。夏だと、風を感じながらツーリングすることができるので、かなりの爽快感を味わうことができます。しかし、冬にツーリングするときには、防寒が必要になります。そこでこの記事では、バイク好きが初めての冬のツーリングを楽しむために必要な防寒について詳しく説明します。初めて冬のツーリングを楽しみたい方に向けた記事となっております。ぜひご一読ください。この記事が参考になれば幸いです。
冬のツーリングは防寒必須
冬のツーリングは、防寒をしなければ体調を崩すどころか、思う通りに運転をすることができず、事故を起こしてしまう可能性があります。そもそも、バイクで走行すると、体感温度が下がるとされています。時速10km上がるごとに、気温が1度下がりますので、冬のツーリングは防寒をしなければ、体感温度がマイナスになるということもあり得るのです。そのために、冬のツーリングでは十分な防寒が必要になるのです。
バイクはここが冷える！効率よく防寒するために
冬のツーリングを行う場合には、防寒が大切だと前述しました。そこで、冬のツーリングを楽しむために、効率よく防寒する方法を紹介します。まず、冬のツーリングを行う上で、下記に冷えやすい箇所をまとめました。
- 首
- 足首
- 手首
冬のツーリングでは、ここであげた3つがよく冷える箇所になります。そもそも、私たち人間は、「首」とつく箇所を冷やすと身体全体が冷え、逆に温めると体全体が温まる特性をもっています。そのために、ここで挙げる3つを防寒することで、冬のツーリングを楽しむことができます。それでは、具体的に、「首」「足首」「手首」の防寒対策を紹介します。
首の防寒対策
まずは、首の防寒対策を紹介します。首の防寒対策ももちろん大切ですが、ヘルメットをフルフェイスにすることも大切です。その理由は、少しでも顔が出ていると、その部分から熱が奪われていくからです。そうなると、楽しんでツーリングすることができませんので、必ずフルフェイスのヘルメットを着用するようにしましょう。そして首には、運転の邪魔にならない程度のネックウォーマーを着用することも大切です。
足首の防寒対策
続いて、足首の防寒対策を紹介します。足首の防寒対策は主に、靴下を何枚か重ねて履くことや、足専用のカイロを貼ることで防寒対策を施します。乗車するバイクによっては、足が隠れている場合がありますが、冬のツーリングを侮ってはいけません。冷たい風を受けない状況にはなりません。これを踏まえて、足元の防寒も怠らないようにしましょう。
手首の防寒対策
続いては、手首の防寒対策を紹介します。手首の防寒は主にバイカー専用のグローブをつけることが多く、中には電熱グローブも販売されているほどです。手はバイクの運転にあたって、最も重要な役割を担う箇所になります。その分、防寒対策は必ず行わなければなりません。よく、軍手を何重にも重ねて着用し、手を防寒している方を見かけますが、それでは運転に支障をきたしてしまう恐れもあります。手首や手の防寒は、専用のグローブをつけるようにしましょう。
冬のツーリングを楽しむためにはバイクのメンテナンスも大切
ツーリング中にバイクが故障してしまっては、ツーリングを楽しむどころではありません。ツーリングをする前、とりわけ冬場は入念なメンテナンスを行う必要があります。出発前には以下の点を確認しておきましょう。
- バッテリーの確認
- タイヤに十分な空気が入っているか
これら2つの点は、必ず確認しましょう。ツーリング中の故障や不具合を防ぐ上で習慣づけておきたいものです。
冬のツーリングでは、防寒対策やメンテナンスを行うこと以外に、路面の凍結にも注意が必要です。そこで、冬にツーリングを行う場合は、山間部よりも海沿いを選ぶようにしましょう。海沿いは、山間部よりも気温が暖かく、路面凍結が少ないです。加えて、山間部よりも暖かいので、ツーリングを思う存分楽しむことができます。一方、山間部では、日陰が多いこともあり、路面が凍結しやすくなっています。万が一、バイクでスリップしてしまった場合、最悪死に至る可能性すらあります。初心者クラスのツーリングであれば、比較的安全な海沿いを選びましょう。
まとめ
ツーリングを最大限楽しむためには、事故やリスクの回避と、バイクの日頃のメンテナンスを行う必要があります。ですので、この記事を参考に、防寒についての知識を身につけておきましょう。
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